結果が楽しみな一日でした。
そばは全て開田高原です。
順番は195、2440、フレアです。
195は粒の大きさのバラツキが一番でした。
粘り、力強さは十分。
でも、加水率は62.6%で一番少ないし、切れやすい。
2440は195と似ているが、少しなめらかで加水率は65%。
195よりは切れにくい。
フレアは粒子がそろっていて打ちやすい。
一番安定している感じ、加水率は65.6%と最高。
次に試食です。
195から。久しぶりに開田高原の穀物っぽい風味を感じました。
蕎麦はよく切れます。
2440。2枚目なのか195より風味が弱い感じ。
195より繋がっています。
フレア。一番蕎麦らしい。分かりにく表現ですけど、粒子がそろっていて食べやすい。
最後に感想。
ダントツ195。
初めに食べたからと思って、4枚目を195にしましたが、やはり一番個性的です。
食べる前までは195はないかな。
ミルは飾っておけばいいかなと思っていましたが違います。
コーヒーもそうですが、微粉がない方がいい、粒子もそろっている方がいいと見た目で判断される事が多いのですが、味、風味は必ずしもそうではありません。
たぶんフレアの回転軸はベアリングで固定されてブレが少ないと思います。
一方、195や2440は投入量が少ないと臼にガタツキが出ると思われます。
製粉はいずれも2回挽きですので、2440とフレアは2回目の隙間をもう少し開ける事で、195に近づくのではないかと思っています。
今日は良い勉強をさせて頂きました。