染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

先ずは量ってみました。

製粉の話の前に、この頃の暑さでバテぎみなので栄養価の高い穀物がないかと「食品成分表」をみていましたら、改めてそばが良い事がわかりました。

しかしながら、この頃は20目の篩を使い甘皮をほとんど除いています。

そばは良質のたんぱく質の他、ミネラルも多く入っています。

ミネラルの多くは甘皮の部分にあります。

それを捨てていては蕎麦の魅力が半減です。

という事で、今日は18目の粉にします。

と言っても20目の甘さ保ちながら、余り細かくしない。(甘皮だけにしないで、少し粉になる部分が付いている状態)

先ずは、丸ヌキの大きさを測ってみました。
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永平寺です。

これを臼の隙間3.5㎜に通すと、いろいろな大きさの粉が出来ます。(1番粉)
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この中の18目より大きなものを臼の隙間1.2㎜に通すと(2番粉)
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再び18目より大きなものを臼の隙間1㎜に通します。(3番粉)

右上は2番粉の18目より少し大きなもの。左上は3番粉の18目より少し大きなもの。ほとんど甘皮です。
下の粉は18目で落ちたものです。

甘皮の部分は細かくなりにくいですが、無理をしないで大きなまま終了です。

この手の粉は初めてです。

たぶん切れやすい、甘さが足りない、甘皮の感触がある。

悪い事ばかり頭に浮かびますが、明日が楽しみです。