製粉の話の前に、この頃の暑さでバテぎみなので栄養価の高い穀物がないかと「食品成分表」をみていましたら、改めてそばが良い事がわかりました。
しかしながら、この頃は20目の篩を使い甘皮をほとんど除いています。
そばは良質のたんぱく質の他、ミネラルも多く入っています。
ミネラルの多くは甘皮の部分にあります。
それを捨てていては蕎麦の魅力が半減です。
という事で、今日は18目の粉にします。
と言っても20目の甘さ保ちながら、余り細かくしない。(甘皮だけにしないで、少し粉になる部分が付いている状態)
先ずは、丸ヌキの大きさを測ってみました。
永平寺です。
これを臼の隙間3.5㎜に通すと、いろいろな大きさの粉が出来ます。(1番粉)
この中の18目より大きなものを臼の隙間1.2㎜に通すと(2番粉)
再び18目より大きなものを臼の隙間1㎜に通します。(3番粉)
右上は2番粉の18目より少し大きなもの。左上は3番粉の18目より少し大きなもの。ほとんど甘皮です。
下の粉は18目で落ちたものです。
甘皮の部分は細かくなりにくいですが、無理をしないで大きなまま終了です。
この手の粉は初めてです。
たぶん切れやすい、甘さが足りない、甘皮の感触がある。
悪い事ばかり頭に浮かびますが、明日が楽しみです。