今日は、久しぶりに2020年の永平寺町を打ってみました。
収穫後、3年弱なのでそろそろ劣化し始める頃なのですが、デンプン、タンパク質もろもろのものが分解している感じがします。
そば打ちの加水の時の甘い香り、そして柔らかめに打っても、加水率は56%.。
製粉は、14目の篩で4回挽き。
2020年の永平寺町は、ここ数年で1番あっさりした風味のそばでした。
食べた後の、ほのかな甘味を楽しむ感じでしたが、今日はいろいろな分子が分解している様な、単純な味ではありませんでした。
蕎麦屋をやめて、いろいろな発見があります。
また、それを感じられる気持ちの余裕が出来たのだと思います。
その余裕で、良い事も悪い事も知る事が出来ています。
これは、私が興味を持っている、蕎麦、自転車、魚と、これから始めようとしている鶏の共通した私なりの課題があります。
いつも、今の生活のあり方に疑問を感じているのですが、そこから外れようとした結果が今の状態です。
今は、蕎麦と同じ位、大事な事、知らなくてはいけない事がいっぱいあります。
話が随分それてしまったので、ここで終わります。