染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

確かに、今までとは違います。

今日の蕎麦は、2020年の永平寺町で100gの製粉です。

昨日と同じ様に、「押し潰す」で、1番粉、2番粉で出来るのが40g位で、篩は18目。

3番粉、4番粉で50g位の粉が出来ます。

この時の篩は24目です。(18目にすると細かくなってきた甘皮が落ちてしまいます。)

残り10g位をお茶ミルで挽きました。

実際に出来上がった粉を計量してみると、97gです。(飛んで無くなるのは細かくなった甘皮が多いのではないかと思っています。甘皮部分は旨味のかたまりで、お茶ミルで挽いた甘皮10gの30%ばかりが紛失したのです。これからの課題点です。)

水回しが終わった時の蕎麦の重量が162gで、加水率は約67%ですが、練っていても、包丁で切っていてもモッチリ感が伝わってきます。

試食してみると、いつもの2020年の永平寺町は甘味が爽やかで口に残ります。

しかし、今日はもちろん甘味はあるのですが、甘皮部分の蕎麦の風味の方が目立ちます。

歯ごたえは今までのデンプンの様なモチモチでなく、それより力強いモチモチ間がありました。

表現が適切でないと思いますが。写真撮りました。

 

なんとなく、そんな感じが伝わりますでしょうか。

今からは畑にいきますが、まだ改良点があるので、日が落ちてから再度永平寺町で製粉します。