10月30日に永平寺町の農協さんから紹介してもらいました農家さんのそば畑です。
国道から少し上がったご自宅からまた少し上がったところのそば畑です。
山に挟まれ、日照時間があまり多くなく、夜は気温が下がりそうです。
ここで20年間肥料もあまり撒かないで栽培し、連作障害もないそうです。
写真をみるとまだ葉が付いていますが、これが完全に枯れ落ちてからの収穫です。
それまでの気温が大切で、冷えこまないとそばが美味しくならないそうです。
完熟のそばです。
そばの実が小さいのは、生育環境が厳しいからなのかも知れません。
分けて頂いたのは10kg.、倉庫内で常温で保管されていたものです。
昨日、帰宅後に磨き、脱皮、製粉をしてから今日打って食べてみました。
先ず、感じたのが、実が締まって固い、同じく大野市の阪谷地区のそばも製粉し、打ったのですが、永平寺町のそばは、練っていてそばの粒が手のひらに感じるし、引き締まったて粘りが力強く感じました。
一方の阪谷地区は今まで通りの粗挽きそばって感じです。
加水率も阪谷地区は55%位ですが、永平寺は66%です。
特に柔らかい訳でもないし、むしろもう少し柔らかくてもいいかなくらいです。
今の製粉の仕方は、複雑になっていますが、使っている篩は、18目と24目です。
肝心な食べた感想は、小粒で完熟って感じはわかるのですが、5年前の穀物っぽい風味はありませんでした。
これから、挽き方を変えて、工夫してみます。