染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

今日の粉は。

コーヒーを飲みながら、今から打つそばの粉について。

先ずは、どういった目的に製粉したかを話します。

○全体的になるべく粗く、粉のストレスを減らします。

○しかし、すり潰す事を意識する工程もつくる。

具体的には、丸ヌキをザッセンハウス2440と言う何十年も前のミルの刃を研いだコーヒーミルで、非常に粗く挽きます。

このミルで粗く挽くと、淡白な味になります。

この目的は、次の工程で、すり潰す事をやりやすくする為です。

篩を使わず、細かな、本来は1番粉で使うものもいっしょに次の工程に回します。

使うのは、フリア・エスプレッソと言うコーヒーミルで、粗い粒のそばを少し細かくする程度です。

この時、全ての粉どおしが擦れ合うイメージです。

粗さの見当は、14目の篩で落ちた粉が70%位。(産地などで多少変わります。)

次に、お茶ミルで粗く挽きます。

例えば、30gの粗い粉が14目の篩で6g残る位の粗さです。(ここでもお茶ミルですり潰す事ができます。)

最後に、その6gの粉を余り細かくしない程度に挽いて終了です。

今のところ、これが最良かなと思っています。