40目の製粉、お茶ミルの製粉、回転速度を速めての製粉と、ここ数日でまるで違った世界に来たようです。
製粉方法を変えるたびに、その変化の違いを確認します。
製粉なので香りです。
それもミルなので外気にさらされないところに粉が落ちます。
4番粉の甘皮付近の微粉、甘く、濃厚な香りがします。
これを機会にミルで挽ける1番粗い1番粉の香りも楽しむ様になりました。
4番粉と全く違う、爽やかな風味です。
同じ様に2番粉、3番粉と微妙に違う香りを楽しんでいます。
以前でしたら、香りの確認と言った様に仕事としての事でした。
商いをやめ、今は純粋に蕎麦を楽しんでいます。
世の蕎麦好きの方も、もう1歩、2歩踏み込めば、食べるだけでなく、打つだけでなく、蕎麦まるごと楽しむ事が出来ます。
それも簡単に。
そんな人達が集まる遠州地方。
良いじゃないですか。