染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

久しぶりの再開

石臼の話が滞っています。

蕎楽さんからの解答は来ません。

この家にある石臼を使える様にするのはいつになるか分かりません。

こうなりますと、段々燃えて来ます。

以前信濃町で作った石臼を差し上げた方にどうなっているかお尋ねしたところ、「邪魔でしょうがない」との事でしたので頂いてきました。
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久しぶりの再開です。

直径28.5cm、上臼33kgです。

年末に頂いた泡盛を頂きながら眺めています。

写真を見て頂ければ分かるかと思いますが下臼が傾斜になっています。

この件に関して石臼の情報が幾つかありますが、どれも蕎麦の製粉に下臼を傾斜にする必要はないと言うものばかりです。

確かに傾斜にしなくても製粉する事は出来ます。

私が言いたいのは、その粉は使う蕎麦屋が望む粉ですか?

石臼の情報を流す人は石臼を作る人です。

作るにあたってコストは少ない方がいいのです。

ここでなぜ私が傾斜がいいかと言うと、出来上がった粉は極力粉にかかる負荷が少ない方がいいと言ってきましたが、ここから分かりにくい話になります。

石臼の場合問題になるのが 、投入量と回転速度です。

投入量が少ないと細かになりやすい、多いと粗くなりやす。

回転速度は遅いと細かになりやすい、速いと粗くなりやすい。

この2点で何が分かるかと言うと、よく言われる事、所謂ところてんです。

後から入ったものが先に入ったものを押し出すのです。

入れる量が少なかったり、臼をゆっくり回して送る量を少なくすれば、先に入ったそばはなかなか送られず細かになるのです。

私が言う石臼の欠点はここなのです。

いたずらに余計な負荷をかけているのです。

これを解決 する為に、信濃町の臼との再開です。

石臼の話は1度にしない方がいいと思います。

ネットにはいろいろあります。

出来ましたら皆さんに見て頂きたいですが、ご興味がある方是非ご覧になって下さい。