明日から製粉の様子を詳しく書きますので、今日は製粉機の紹介と変わった製粉をする訳を書きます。
最初にどういう蕎麦を作りたいのか、ここが出発点。
どういう蕎麦か、それは今ある玄蕎麦が持っている全てを蕎麦という形にしたい。
甘味も風味もなるべく壊さないで蕎麦にしたいと思っています。
その為には極力小さな力で粉にする。
粉砕するのでなく、割る様に粒を小さくしたいのです。
そう言う粉を作るのが私の変わった製粉になります。
蕎麦の製粉と言うと一般的に石臼になります。
石臼は上からそば(大体は丸ヌキ)を入れて、外側から粉になって出てきます。
ですから石臼は使えません。
製粉機の写真を取りました。
ネットで簡単に購入出来る安価なものです。
中の構造を見ると、右の太い棒状のものが回転して臼の中にそばを送ります。
臼の間隔を開けると臼のギザギザでそばを割る事が出来ます。
欠点はそばを臼に送る量が一定なので、臼の間隔が広い時はいいのですが、最後の方はかなり狭くなります。
そばを送る量より排出する量が少ないので、臼の中の密度が上がります。
余分な力が粉にかかる事になります。
臼の外周は14.8センチ。
プーリーは5センチと28センチ。
(プーリー付きの全体像は明日載せます。)
回転速度は2秒で1回転。
(出来れば3秒で1回転にしたいが時間が問題。)
思い付いた処から書いていますので分かりにくいことが多いかと思いますが、よろしくお願いします。
ご質問、喜んで承ります。