染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

茹で麺の水分量

この頃は、蕎麦もうどんも食感が固く感じます。

ネットでの食べる時の麺の水分含有量は、大体麺の外側で80%位、中心部で50%とありました。

固く感じる理由は、そばの製粉を粗挽きに挽いているのですが、丸ヌキの外側に向かって少しずつ細かにしているので、加水量が少なくなったからと思われます。

この方法の方が風味が感じやすいからです。

加水量は50%強で、もともとの粉の水分含有量が14%程度なので、合わせて65%位です。

茹で時間が10秒の場合、固い麺の事は想像出来ます。

神立町の時は、65〜70%位の加水量がありましたから、10秒の茹で時間でも固さを感じる事はありませんでした。

粗い粉ばかりの時は(玄そばによりますが)、風味が弱くなる時があります。(独特な穀物っぽさを感じる時もあります)

 

一方、うどんも打ちやすさの為に、塩水の加水率を50%位にしているからです。

昨年は、極限まで加水量を増やしました。

その上に、茹で時間短縮の為に塩分も少なくしたのです。

結果、短い茹で時間で独特な食感を楽しむ事が出来ました。(打つには難しくなります)

 

今日は、蕎麦の製粉では、微粉が出ない様にして、甘皮付近も意識して細かくしないでやってみます。

 

うどんの場合、今までは塩水の加水量が3〜5%だったのを7%にしてみます。(一般的に冬場は10%位が多い様です)

加水率は、多めにして60%を目指してみます。

結果、茹で時間は7〜10分になり、もっちりしたうどんを想像しています。

今回のキヌアカリは前回の時よりグルテンが強い感じがするので、練るのも控えめします。

 

とりあえず、明るい内は久しぶりの雑草とりと少し鉋がけをします。