染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

根本がずれている。

今日は雨で昨日までの疲れをとる為、刃物を研ぎ直し、鋸の目立てをしました。

1週間位前に西側の部屋の床板を剥がし、毎日見ながら、どうしようか考えています。

いろいろな古民家再生の動画も見ているのですが、しっくりいきません。

床下の土台や柱などが痛むのは湿気です。

畳、床を剥がしても、戻す気になれません。

古民家の良いところは通気性です。

ところがどの動画を見ても、床、壁、天井に断熱材を入れて快適に過ごそうとしています。

もちろん、当たり前の事かもしれません。

でも、ここは静岡県磐田市の南にあります。

私がいました、長野県信濃町とは比べようがない程暖かなところです。

考え方の基本は夏は暑く、あせもができ、冬は寒くしもやけ当たり前と考えています。

そうしないと生物としての機能が衰えていきます。

他にもいろいろありますが、面倒な話になるので省略します。

本業だった蕎麦も同じで、食事を提供する意味が一般的な事と違います。

願わくば、似た様なお考えの方がいて欲しいと思っています。

肝心な事は、ここの建物や敷地をどうするか、素人ではどうにもならない事は、プロの方から言われています。

ですから、床を剥がして1週間の間考えているのです。

そして、答えなどないのです。

暫くは天気が悪いので、体力を取り戻して、出来る事をしていきます。

尚、日常生活は平成元年に増築されたところでしています。

だから、伝統工法で建てられた古民家はそのままであって欲しいのです。