「もっと自由でも」これはお客様の気持ちのことです。
この頃始めた、茹で時間が1分、2分、3分の3種類の釜玉うどんのメニューです。
うどんを茹でて、1分で数本をお客様に提供します。
同じ様に、2分で数本、3分で数本と召し上がって頂きます。
これを始めてから3組、6名様にご意見を伺いましたが、皆さん揃って1分の釜玉うどんがいいと言われました。
私にとっては、衝撃的な事ですが嬉しい事でもあります。
もちろん、1分の茹で時間ですから、麺の太さや加水率で食感は変わってきますが、作るのは簡単です。
うどん好きな方はたくさんいらっしいますが、茹で時間1分の釜玉うどんを食べている方は少ないのではないかと思います。
お客様は、釜玉うどんばかりでなく、もっと自由に食べたいものを想像して、要求しても良いのではないかと思います。
うどんに限らず、蕎麦もそうだと思います。
蕎麦、うどんの世界は保守的で、新しいものがそんなに出て来ませんが、本質的なものを忘れないで、もっと自由に食を創造して欲しいです。