染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

蕎麦と饂飩とスピーカー

気分転換にスピーカーをキッチンに移しました。
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このスピーカーは平面バッフルと言って板にスピーカーを付けただけのものです。
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スピーカーは前と後から音がでます。

後から出た音をどう反響させるかでずいぶん変わります。

スピーカーの後の箱や板を10cm動かしたり、角度を変えると音が変わってきます。

見ただけでは何も気付かないし、何も感じません。

好きなアーティストの好きな曲の1番いい音の位置を探ります。

蕎麦もうどんも全く同じ事です。

粗挽きのそば粉を見ても味は想像出来ません。

少し粗くなってもほとんどわかりませんし、味もわかりません。


うどんの場合でも、一般的に手打ちうどんは気温が何度の時は加水率何%、塩水濃度何%とおおよそ決まっています。

条件が違えば、その味(固さ)になるだけです。

それがいい時もあるのです。

大事な事はその人が何を求めているかです。

それがなければスピーカーの位置もそば粉の粗さもうどんの加水率も決まりません。

阪谷地区の玄そばや最高のキヌアカリが入るからには、それを少しでも多くの方に知って頂きたいと思っています。

それには「そば・うどん教室」がいいかなと思っています。

玄そばやうどん粉は原価でお分けするつもりです。

そば農家さんも金トビさんも大変なお仕事をしてます。

ずっと良いものを作って頂きたい、それが私の楽しみです。美味しいものが食べたいのです。