染地台 藪蕎麦の日記

今月の予約状況を記載。そばの自家製粉でいろいろなそば粉を作ります

染地台 藪蕎麦

素晴らしい店舗が見つかり、蕎麦屋を再開する事になりました。
オープンはまだ先のことですが、やってみたい事など紹介します。
まず屋号は染地台 藪蕎麦です。

玄そばは永平寺町
メニューは「もりそば」のみで

40目(一般的な十割蕎麦)
30目(一般的な粗挽き蕎麦)
20目(過激な粗挽き蕎麦)

この3種類を考えています。
40目というのは玄そばを製粉する時に
使用する篩(ふるい)の目の粗さの事です。
(一寸の40分の1)

普通の蕎麦屋のメニューではないので、イメージできないと思いますが、同じ玄そばでも全く違う蕎麦になります。
これを楽しむに、汁は神立藪蕎麦以上辛くなるかもしれません。ですから、汁徳利もやめて醤油差しのようなものにしようと思っています。
塩をつけるように、5~6滴の汁を猪口に入れて食べます。噛んで食べれば絶妙な味になるかと思います。
できましたら汁も甘味が少し入ったものと、甘味が一切ないものと二種類用意します。
甘味が一切ないものは、さらに食べるに難しくなりますが、ごまかしが効かない蕎麦本来の味が楽しめるのではないかと、なんとなく楽しみになってきます。
先日、杉浦日向子さんの『一日江戸人』を読んでいましたら「江戸の三白」という言葉がでていました。なにか蕎麦にも関係あるかなと思い、次回は
これについて、話してみます。